スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局 at

2007年11月02日

福鮨 (超長編)

油断しているとついつい間が空いちゃいます。


とうとう、この店を紹介してしまいます。

僕の超お気に入りだけど、値段もなかなかお高いので、あまり頻繁には行けないお店「福鮨」です。

お客さんもなんだか品の良い方が多いですね。僕みたいなのが行って良いのかときどき疑問に思う時もあります。

そう思いながらも、もうかれこれ12,3年くらい前から通ってます。宮崎で寿司を食べるのだったら、この店にしか行かないです。


東京や大阪、神戸、福岡でも一流店と言われるところに何度か行きましたが、値段、味、雰囲気などを考えるとひけを取らないどころか、この店のほうが正直美味しくて、安いです。


昨日11月1日は寿司の日なので、寿司屋さんは3割引になるのです。

しかし、お客さんがここぞとばかりに押し寄せるため、行くのはちょっとためらいますね。

そんなお客の気持ちに配慮して、この店では常連は別の日に寿司の日価格で提供してもらえたりします。

今日13:00過ぎになんとなく行ったら、ちょうど一段落ついたところみたいで、お客さんもいなかったので写真を撮らせてもらいました。
(※ちなみに、この店取材拒否のお店です。)


今日は僕も久しぶりに行ったので、大将とゆっくり話もでき、珍しいものも出してくれました。




最初に汁物を出してくれました。新潟のきのこ「あかんだれ」を使ったきのこ汁です。

名前を聞くのも、もちろん食べるのも初めてでした。

きくらげみたいなきのこで、こちらではまずお目にかかれないですね。

珍しいだけでなく、美味しかったです。(これ大事)


お椀の向こうに見える七味はかの有名な「やげん堀」。

ガリも自家製、お茶も粉茶をその都度入れてくれる。こういった細かいところにこだわっているのも僕の好きなポイントです。




僕の青魚好きを知ってもらっているので、美味しい鯖が入ったからと刺身でちょっと出してくれました。

醤油をはじいてしまうほどの脂のノリで、身もしっかりしていましたね。




左:アジ  右:カンパチ

いよいよここから握りの登場。ここでは最初に必ずアジが出てきます。

北浦のブランド魚「灘アジ」です。ここのアジの握りはいつ食べても美味しいです。

ちなみに、この店では出てくるときに、その寿司に合わせて、醤油、塩、スダチ、ツメなどを塗って出してくれます。

この2つは醤油で、アジには薬味のネギとしょうがが少し。




左:(聞くのを忘れたけど、たぶん)ミル貝  右:赤貝

どちらも、歯ごたえが楽しいネタです。ミル貝はなんとも言えない甘みがいいですね。

貝類もいろんなものが季節に応じて出てきます。ミル貝とかを捌くところなんて滅多に見れないので、楽しいですよ。

あ、ちなみにこの店のカウンターは、ネタケースがないのです。

なので、大将の仕事が全部丸見えです。これが僕のお気に入りポイントでもあります。

職人さんの手さばきは、見ているだけでも飽きないものです。




エビ

大きなエビです。身の厚み、甘み、どれをとっても美味しいエビを出してくれます。

日によっては踊り(生きたものをそのまま)で、握りにしてくれます。




イカ(塩で)

いつもだいたいこんな感じでちょっと細工をして出してくれます。

ただ、イカは季節によっていろいろと種類があるので、身の厚いアオリイカなどがこうやって出てきます。

スミイカなどは炙らず、生で握り、イカの甘みを味わいます。




大トロ

良いトロが入ったからと、まだ手をつけてないサク(塊)を出してくれました。

これがまた上品だけど濃厚な味で、なんとも言えないですね。

良く聞くセリフですが、口の中で噛まずに溶けちゃいます。




これなんだか分かりますか?これからの時期の魚の王様「トラフグ」です。

僕はフグは何度か食べたことありましたが、トラフグは初めて食べました。

いままで、トラフグなんてたいして味はないやろと、タカをくくってましたが、塩とスダチと七味で食べるトラフグの握りはかなり美味しかったですね。

あのしっかりとした歯ごたえ、噛むほどに出てくる魚の旨味、トラフグって美味しいものなんですね。




オクラ

山芋と梅肉も一緒に握ってあります。だいたい野菜を使った握りも一品出てきます。

優しい味で、ホッとしますね。




スジコ

この店ではイクラはまだ、バラバラにする前のスジコで仕入れて、自家製のタレにつけ込みます。

軍艦巻きにすると、海苔の味がじゃまをするからと、軍艦巻きにはせず、こうやって出てきます。

普段口にするイクラは、塩辛いばかりで味も何もあったもんじゃないですが、ここのは別物ですね。

僕もこの店に通うようになって、イクラは美味しい物なんだと知りました。

ちなみに、雲丹も軍艦巻きではなく、なんと握りで出てきます。見事ですよ。

特に北海道の女分別のバフンウニは最高に美味しいですが、かなりお高いので滅多に食べれないですね。




コハダ

江戸前寿司の代表的なネタの一つですね。

宮崎では滅多にお目にかかれないですね。手間がかかるけれど、それほど高くも出せないから大変だと思います。

でも、僕はこういう一手間かかったいわゆる江戸前寿司が好きなんで、ついつい頼んでしまいます。

酢の〆加減が良い感じです。できれば3つくらい食べたいですね。




そして、これがこの店の看板「アナゴ」です。僕は〆の一品としてアナゴとかんぴょう巻きをだいたい頼みます。

アナゴを食べなかったら、なんのためにこの店に行ったか分からない、それくらい僕にとっては大事なネタです。

たまに、品切れだったりすることがあるんですが、そのときは次のアナゴの仕込みが終わる日を聞いて、必ず行きます。

僕の知る限り間違いなく宮崎で一番美味しいアナゴです。

アナゴもきちんと仕込みをすると、すごく手間がかかるのですが、その分美味しくなるんですよね。

日によって身のふっくら具合が変わりますが、今回のアナゴは良い物でした。

口に入れた瞬間フワ~っと広がって、いつの間にかなくなるそんな感じです。

よくこんなフワフワのものを握れるなぁっていつも思います。

たいていのお寿司屋さんのアナゴは、味付けのされた完成品を業者から買った物なんで、美味しくもなんともないですね。

一度ここのアナゴを食べて欲しいものです。




ヒメタケ

新潟産のヒメタケを水煮したものです。

小さいけど、歯ごたえはシャクシャク、味は普通の竹の子よりも濃厚で、またシャリの味と最高に合ってました。

メニューにはないみたいだけど、また行った時には頼んでみようっと。


今回は上にぎり(通常2,500円)を頼んで、いくつかサービスもしてもらいました。

普段お昼に行くと、握りの他に、汁物、サラダ、茶碗蒸しがついてます。

お寿司は高いとよく言われますが、並にぎりをお昼頼めば1,260円です。

その金額で、あの雰囲気、あのお寿司が食べられればけして高くはないけどなぁと思うのです。

もう、質より量って歳でもないので、そう思うのかもです。


ま、みなさんも機会があったらぜひ一度行ってみてください。



帰り際にこんなお土産まで



ちょっとした仕掛けのあるお茶のペットボトルです。

実はこれよく見てもらうと分かりますが、透明なんです。

はい、水しか入ってないのです。

しかし、なんとキャップを回すと、キャップの下についたお茶の粉が水の中に落ちて、できたてのお茶になるんですね。

噂に聞いたことがあったので、すごく嬉しかったです。


いまこのブログを書きながら飲んでますが、かなり美味しいです。

残念ながら宮崎では売ってないらしいです。

売ってるところあったら教えて下さい。


  


Posted by イッパチ at 16:20Comments(19)鮨・和食